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メールのチカラを最大化する



次々と新技術がスポットライトを浴び、ものすごいスピードで進化している。最近で言えば Blog、 RSS、そして Google マップをはじめとしたロケーションテクノロジー(位置情報技術)など、枚挙にいとまない。なかでも RSS はまさに沸点に到達しつつあり、「これからはメールよりも RSS だ!」といった論旨をメールマガジン(メルマガ)上で述べている、というアイロニックな場面に出くわすこともある。


メールマーケティングとは即ちメルマガのこと、という狭義な捉え方をしていると、たしかに閉塞感を感じないでもない。しかし繰り返し述べているように、メルマガはメールマーケティングの一部でしかない。メールにアイデアというスパイスを加えれば、実はもっとチカラを発揮できる。実際、アイデアによってメール活用を最大化している事例を目にする機会が増えてきた。


例えば、テレビ番組内でのメールを活用したアンケート調査がある。あるニュース番組の中で、論点を視聴者に提示し、それに賛成か反対かを問いかける。賛成の視聴者は「A」というメールアドレス、そして反対の視聴者は「B」というメールアドレスに送信する。それをテレビ画面上で告知すると、わずか10分間で 1万近くの回答メールが届く。アンケートとしてのサンプルに代表性があるかどうかといった議論はさておき、少なくともその番組の視聴者がどう考えているのかを、文字通りリアルタイムで見ることができる。これなどメールのチカラを発揮している好例と言えよう。


また既存のメールコミュニケーション上でも、工夫ひとつでメールのチカラを最大化できる。


例えばショッピングサイトで購買すれば、程なく確認メールが届く。その確認メールの中で、 Web サイト上でチェックしていた商品を改めて提示するだけでも、クロスセルにつながりやすくなる。 Web 画面上で気にしつつも、つい買いそびれた商品や、購買するかどうかの当落線上にあって見送った商品を、改めて「いかがですか?」と薦められると、意外とついクリックしてしまう。結果、イールドを高めることにつながる。


これも、ちょっとした工夫で顧客接点をメールのチカラを最大化できる、ひとつの例である。


インターネットは、その柔軟さや拡張性の高さが魅力のひとつだったはず。いまセオリーと思われているインターネットマーケティング技法も、実はわずか10 年足らずのことでしかない。もっとフレキシブルな発想をもって顧客接点を見つめなおし、メールのチカラを最大化していきたい。



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