ホーム > 実践ガイド > 基礎編 > Eメールとブランド破壊

基礎編|Eメールとブランド破壊

メールボックスは、きわめてプライバシー性の高い「個人の部屋」です。 Eメールマーケティングは、その空間で、いかにして消費者とマインド上のリレーション(関係)を構築するかがかポイントになります。しかしリレーション形成ができなければ、それはすなわち不要なメールということになります。

さて、リレーションが断絶していることに気づかずに送り続けることは、価値がゼロという意味ではなく、マイナスに作用していることも理解しなければなりません。差出人名や件名をみただけで「削除」という行為を繰り返していくうちに、そのブランド名(または企業名)を否定することが、自分の受信トレイを救済するひとつの方法と学習されていきます。


ここには大きな危険が潜んでいます。その「ブランド」と「削除」を反復することで、「ブランド」イコール「削除」という方程式がマインドの中で形成されていきます。つまりこれは、無意識のうちに「ブランド破壊」が行われているということなのです。しかも1通送るごとに、その傷口は広がっていきます。


読まれている、という思惑で送り続ける宣伝メール。削除し続ける読者。インターネットという資源を使って、大海にペットボトルの水を注ぎつづけるような関係がますます増えていくことは間違いありません。Eメールマーケティングを実践している企業の8割が失敗しているとも言われる理由は、ここにあるのです。


そしてインターネット利用者は、不要なメールを排除して必要なメールを発掘する、というのが朝一番のお仕事になりつつあるわけです。

bookmark:Yahoo!ブックマークに登録

次へ進む


ページの先頭に戻る